8月23日で終わってしまうので、急いで上野の森美術館に、ポール・スミス展 HELLO、
MY NAME IS PAUL SMITH を見に行ってきました。服を通して英国のLIFE STYLEを
フレンドリーに日本に紹介し続けたデザイナーの30年の歴史が、その仕事や趣味
(写真やGOODS)を表現して、セクションごとにまとめられ、すごく解りやすい構成になっていました。
80年代の服はこんな感じ。肩が広くて、Vゾーンもも広い。 ポール・スミスもこんな感じだったとは。 でも、当時からスラックスは細身を提案していました。 |
服はもちろんですが、彼の真面目な仕事ぶりがよく感じられ好ましい。シンプルなミニを
カラーでデザインしたり、カラフルなボタンを壁いっぱいにディスプレイしたり、ちょっと
したアイディアが感心させられます。ナミキSHOPも1980年代からポールさんがメジャー
になるず~っと以前から、弥生町のパリラハウスで扱っていました。展示会ごとに来日して
会場に来ているポール・スミス。ブランドの展示会は必ず出席したものでした。
年々メジャーになって、今は彼の服はナミキでは扱っていません。が、そのベーシックで
真摯な人間性は、今でも少しも衰えていません。その証拠に、来場していた者たちの多くは
若い学生たちやレディたちで、真剣にコレクションや資料を参観していたことでもわかります。
F1時代の佐藤琢磨さんがず~っとポール・スミスの服を着ていたのは、あまり知られていませんでした。